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お客様に喜ばれる本質とは?

  朝礼ネタ2752  2021/01/01  専門事務

私は入社(会計事務所)して1年が経ちました。

入社当初よりは業務にも慣れてきましたが、まだまだ分からない業務も多く、日々全力で取り組んでいます。
そんな中、「あの先輩はお客様にあんなに喜ばれてかっこいいな。」とか「あの先輩もいつも活き活きと仕事をしているな。」などを感じるようになり、
私ももっとお客様に喜ばれて、活き活きと仕事がしたいと思うようになりました。

しかし、今の自分のスキルや経験では先輩たちに比べて全く及ばないし、お客様の質問にすぐにお答えできることも少ないです。
いったい後何年経てば先輩たちのように、お客様に喜んでもらえるのだろうと少し悲観的に考えてしまう時もありました。

そんな時、私が元々抱いていた「お客様に喜ばれる」という認識が、
ものすごく狭い視野でしか見ることが出来ていなかったということに気づかさせる出来事がありました。

ある日、決算業務の関係で遠方のお客様の元へ出張することがありました。
会計入力業務はお客様に行っていただいておりますが、まだ入力には慣れておらず不十分な点が多くあり、
直接お客様の元へ訪問し、色々と確認させて頂きたいことがありました。

そんな時事件は起こりました。
台風直撃により、帰りの飛行機が飛べないことが分りました。
私は困りましたが、仕方が無いので近くのホテルで泊まろうかと考えていた時、社長からこんな事を言っていただきました。
「今日はもう少し作業したらうちに泊まっていきなよ。うちの経理がまだ新人で慣れていないから、決算も大変でしょ?夕飯もご馳走するよ。」

その後、社長とお話ししている中で、
「経理から、いつも君のサポートで助かっているということを聞いているよ。」などと聞き、本当に嬉しかったです。
遠方のお客様だったため、直接社長とお話しする機会が少なった私でしたが、
今回の台風事件により少しでも社長から信頼を頂けていたことが分りました。

私は、お客様に喜ばれることは先輩たちのような経験とスキルが無ければ出来ないと思っていましたが、違いました。
お客様に喜ばれる本質は、「困ったり悩んでいる人を助けてあげること」だと学びました。
私でも経理の方のサポートは出来るので、そういった積み重ねが、お客様から喜ばれる数を増やし、
先輩たちのように活き活きとした姿になるのだと感じました。

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