KY活動をより反映するために
朝礼ネタ2714 2021/01/01 作業員皆さんは日々の作業に向かう前にKY活動、つまり「危険予知活動」を行っています。
必要な場所に向かう移動や現場での作業時に、どんな危険が潜んでいるのかをあらかじめ認識して事故防止につなげることが目的です。
誰しも完成度の低い仕事で満足したり、作業中に事故に遭っても良いなどと考えないと思います。
安全管理を怠ったり手を抜いて作業を行ったりしたばかりに、物凄く後悔するような結果になった例は世の中にたくさんあります。
私たちは、安全のうちに良い内容の仕事をしたいと願っています。
では、日頃行っているKY活動をどうしたら自分の行動に反映しやすくできると思いますか?
一つ、アイデアの例を紹介します。
例えば、小さなメモ帳に今日のKY活動の要点を一行でまとめ、移動前にそれを見直して、その日の作業が終わってからKY活動に沿って作業が行えたか3段階で評価してみることができるかもしれません。
改善の余地が1つ以内で作業できた時は二重丸を、まだ改善の余地がある部分が2つあった場合は丸を、改善できる点が3つ以上あったなら三角のマークを付けて一日ごとに記録していく方法です。
KY活動に、日々の簡単な評価というひと手間を加えてあげることで、達成感をプラスしてあげることができるのではないかと考えました。
ほんの少しの時間を割くだけで、より安全な方法や正しい作業手順を自発的に意識できるようになれるかもしれません。
料理も、何かしらのひと手間を加えると格段においしくなるということがありますが、私たちが日頃行っているKY活動でも同じことが言えるかもしれません。
小さな努力が必要かもしれませんが、皆さんのお役に立つようなアイデアであればうれしいと思います。