お彼岸にはお墓参りを
朝礼ネタ227 2021/01/01 3月風物詩・季節行事今年のお彼岸は17日から23日です。
お彼岸は春と秋にそれぞれありますが、具体的にいつを指すのかご存知でしょうか。
実は春分の日、もしくは秋分の日の前後3日、計7日間をお彼岸と言います。
本来彼岸とは、煩悩と迷いの世界にいる者が六波羅蜜という修行をすることで悟りの境地、つまり彼岸に達するというものですが、長い歴史の中でいつしか、人生を終えた人々の供養をするための行事として定着しました。
さて、お彼岸には実際には何をして過ごせばよいのかですが、もちろん皆さんお考えのように、お墓参りが一般的かと思います。
最近では無縁仏(供養する親類縁者がいなくなった墓)の問題が取り上げられていますが、大きな都市では全体の10パーセントものお墓が、この無縁仏になっているとも言われています。
超高齢社会を迎えた日本、最近ではこの無縁仏を永代供養するビジネスも出てきているようですが、やはり家族や親せきが供養してやるのが一番だと思います。
皆さんは最後にお墓参りをしたのはいつでしょうか?
今年のお正月?
去年のお盆?
いえ、もう何年もお墓参りしていない人も多いでしょう。
今の自分があるのは両親がいて、祖父母がいて、そのさらに上には曽祖父母がいて・・・
自分のルーツというのは、どんなに家族関係が希薄でも、元をたどれば先祖なのです。
是非今年のお彼岸はお墓参りをし、先祖に思いを馳せ、自分を見つめなおしてみましょう。
そうすればきっと仕事の面でもいい効果が表れるはずです。