変えてもいい事 今は常識さえも覆る時代
朝礼ネタ1306 2021/01/01 故事ことわざ私が子供のころは、夏になると水を飲んではいけないと言われました。それは水を飲むと汗が出て体力を奪われるという理由からでした。ゆえにクラブ活動や運動会、体育祭、さらには夏の自分の趣味などは水筒すら持っていかない状態でした。水を飲まないことによって持続力が生まれると先生や、色々な人に教えられたことを覚えています。
それが近年は何につけ水分の補給を促されます。特に夏場は熱中症予防でとにかく水を飲むようにと言われ、病院でも体調を維持するために水を飲んでくださいと言われます。自分が子供のころに習った事と正反対なのです。これは医学的に研究が進んだ結果水分補給が体に一番いいとわかったからだと思います。しかし今までの格言ともいえるくらいの『水を飲むな』を完全にひっくり返したのには驚きました。
では自分たちが仕事をしていても昔からの習慣というか決まり事のようなことが多くあると思います。例えば『損して得獲れ』という言葉があります。これは営業などでは初めの1品は損をしてでも納品すればやがて、納品アイテムが増え利益が生まれるという事です。しかし今の時代は『損したらそのまま』と言われるくらい納品価格競争は過激です。競争相手が多い為1品の損を取り返すのは至難の業です。
ひどい場合には損した商品しか発注が来ない事すらあります。このように昔はこうだったという決まり事や、習慣で、今の時代にそぐわないものはどんどん変えないといけないと思います。
高度成長期やバブル期の言葉や言い伝えがすべて今の時代に通じるかといえばそうではありません。これは誰かが言い出さないと変わらないことだと思います。
前例の『水分補給』の話のように、今の時代にそぐわないものは変えるという勇気が必要だと思います。
私も今後色々提案をしていきたいと思います。