少し辛いくらいで諦めない心、石の上にも三年
朝礼ネタ1209 2021/01/01 故事ことわざ「石の上にも三年」ということわざがあります。
冷たい石の上でも三年も座っていれば暖かくなる、どのような悪い状況の中でも、耐えていれば必ず状況は好転してくる、ということでしょう。
暮らしていくうえで、働いていくうえで、つらい状況に置かれることはいくらでもあります。そんな時にすぐに弱音を吐かずに、少し辛抱してみましょう。
ことわざでは「三年」と言っていますが、長い年月を「三年」と表しているので、もっと早くに状況が好転することもあるでしょうし、まだまだ我慢を強いられることもあるでしょう。
「ことわざ」とは昔から言い伝えられてきたことなので、真理が含まれています。
信じて、頼ってよいものです。
すぐに良い悪いの結論を出すことなく、もっと長い目で物事を考えてみよう、との意味も含まれています。
ちょっと試して、あ!ダメだったから撤収する、だけではなく、もう一度状況を考え直してみましょう。
じっくりと検討することによって、別の流れが生まれてくるかもしれません。
万事忍耐が大切!と、心に決めれば、落ち着いて状況判断に臨むことができるでしょう。
しばらく辛抱していると、案外そのままでも諸条件が好転してくる場合もあるかもしれません。
急がず、慌てず、辛抱することで、これから先の展望に違いが出てくることでしょう。
この先の長い人生の中で「三年」は短い時間です。じっくりと辛抱して、チャンスを待ち、良い流れを見極めましょう。それが成功への近道です。