一期一会ということわざ
朝礼ネタ1031 2021/01/01 故事ことわざ一期一会ということわざは、人と人との出会いは一度限りで大切なものという意味で使われることが多く、もともとは茶道の心得を表した語なのだそうです。
この一瞬を大切に思い、相手に誠意をつくすことが大事で、また出会うかもしれないけれども、もう二度と会わないかもしれないという気持ちで相手に接することが大切だと思います。
これは多様な職種でも必要な考えだと思います。
仕事をやっていくうちにどうしても出てくるのが「慣れ」だと思います。
いつもお会いしている、電話を受けているお客様に対して「いつも通りのサービスをしよう」という形で接してしまっているかもしれません。
しかし、そのお客様とは自分の態度次第で明日いきなり取引が停止になるかもしれませんし、もう二度とお会いできなくなるかもしれません。
「また今度やり取りするから」ではなく、「今この場でできる最大のサービス・接客をしよう」と考えて行動することが顧客満足度に繋がるのではないかと思います。
「いつでもやり取りできる」ではなく「今この場でしかやり取りできない」と思って対応するほうが、緊張感が高まってミスも減らせるのではないかと思います。
お客様の信頼は強くても自分次第でいつでも脆くなってしまうと考えます。
そのため、常にお客様はもちろんですが、上司や同僚や仕事で関わる全ての方に対して「今この一瞬を大事にし、私の今できる最善の対応」を心がけて、業務に励んでいきたいと思います。