老夫婦に教えられたこと。

  • 追加
  • スーパーでの出来事です。80代を過ぎたご夫婦が仲良く買い物している場面に出合いました。

    奥さんは腰が90度に曲がり杖を突きながら片手に買い物かごを持ち、かごの中には2人分の握り寿司とお総菜2品は入っていました。

    レジ台にかごを上げるのも一苦労されている様子なのに隣のおじいさんは知らん顔でした。

    レジの順番が来たのですがポイントカードが見当たらず、財布を開けたり閉めたりして探していました。カードは財布と手の間にしっかりと握られていたのですが、それを見たおじいさんが、お前はいつもぐずぐずしていると激怒され、おばあさんを追い抜きざま、おばあさんの杖を蹴飛ばして、邪魔だと言わんばかり荷物のパッケージ台の方に向かって歩いて行かれました

    周りの買い物客たちはおばあさんに同情し、冷たい視線をおじいさんに向けています。杖を拾い上げる人、荷物を持ってあげる人、大丈夫ですかと声をかける人。

    私たち50世代の夫婦なら文句の一つも言い合って大ゲンカになりそうなものですが、おばあさんはにこにこ笑いながらおじいさんのところに歩いて行かれました。

    80歳にもなると夫婦で買い物なんて恥ずかしいことなんでしょう。おばあさん一人で買い物に行くには心配なおじいさんは、文句を言いながらでもついてきて見守る、もしかしたら一人留守番するのは寂しいのかもしれません。そんなことがすべてわかりきっているようなおばあさんの温かい風格

    子供が成人になり時間に余裕ができ夫婦二人で過ごすことが多くなりました。これからはお互いを必要とし尊敬しあえる関係を築くことがあと30年、二人で心穏やかに過ごす秘訣かと感じました。

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