7月と言えば「七夕」ですが、望みは?
朝礼ネタ542 2021/01/01 7月風物詩・季節行事7月と言うと七夕と反射的に答えてしまうのは、何故なのでしょうか一種のすり込みかもしれません、子供時代の。
今ではイベントとしての七夕くらいしか思いつかなくなった私は、年を食ったと言うことでしょうか。
幼稚園の時には七夕と言うのは短冊を作って望みを書いて、笹に飾りつけをすると言う楽しみがありました。
確かその日のおやつは、ちょっと何時もと違うものが出たような記憶もあります。
年長組は七夕のお芝居をしたと言う記憶も、かすかに残っています、内容はとっくに忘れてしまいましたけれど。
でもこれだけは記憶にはっきり残っていると言う事件があります、事件と言ってもいいでしょう当時の子供の我々にとっては。
その何日か前に幼稚園のクラスで何か騒ぎがあったんですね、喧嘩だったと思うんですが結構荒れたと記憶しています。
で、お迎えの親たちにそれが報告されて、おかげで帰宅してから叱られました。
でもってその日のおやつが抜きになったんですよ、はっきり覚えています何と言っても食い物の恨みは大きいのです。
でそのまた翌日、短冊を書いたわけですがこういう時って必ずと言っていいほど「何書いた?」とか「何お願いする?」とか互いに聞きあいますよね。
で、つい昨日のおやつの恨みが残っていた自分は、「優しいママが欲しい」って書いたと答えたんです。
そうしたら皆が、そうだそうだと賛成して結果どうなったかと言うと、まるで嘘みたいな話ですが自分たちのクラスの短冊がほとんど全部、「優しいママが欲しい」になったと言う結末で。
今思い出すと爆笑ものですが、あの時の笹の葉に下げられた短冊を見た先生たちの、笑えばいいのかどうしようかの表情が何とも見事だったのを憶えています。