難関の公認会計士の試験には受験資格が無い
朝礼ネタ4266 2021/01/01 資格取得日本には数多くの国家資格を必要とする職業があります。
国家資格を取得するには、国家試験に合格しなければなりません。
ただ、国家試験には受験資格を設けられているものが多くあるため、その場合は受験資格を満たすことが前提になります。
その国家資格の中で、3大国家資格と呼ばれているのが、医師と弁護士、そして公認会計士です。
その公認会計士の試験は非常に難しくなっており、合格率は10%程度でしかありません。
ところが、公認会計士の試験には年齢や学歴など、受験資格が何もありません。
未成年者でも外国人でも受験できます。
さらに、受験回数の制限も無いため、何回不合格になっても構いません。
目標にしている人にとっては、有難い制度です。
公認会計士の試験は、毎年決められた日程に行われるマークシート形式の試験と、論文式の試験の2種類があり、両方に合格しなければなりません。
試験の内容は会計から法律まで幅広い分野から出題されます。
従って、大学の学部によって、試験の合否の確率が違ってくることはありません。
多様な知識を修得することが求められます。
国家試験に合格したら業務補助を2年間経験し、その後3年間実務補習所に通って単位を取得します。
最後に、修了考査に受験し、合格すると公認会計士になれます。
なお、公認会計士の試験には、条件をクリアすることで一部の科目の受験を免除される制度が設けられています。
免除課目によって、条件には過去の試験に合格、大学の学部での専攻経験、司法試験の合格、税理士資格の所有などがあります。