不平等条約の改正に尽力して他国を説得した人たち
朝礼ネタ3995 2021/01/01 10月1871年の10月8日と言えば、岩倉具視らが岩倉遣外使節団として欧州派遣を明治天皇から命じられた日です。
当時の日本では幕末に欧米と結んでしまった不平等条約の改正に関して関心が集まっており、その改正に向けた第一段階として欧米に向けて出発することを命じられました。
欧米からすれば、不平等な内容だろうが自分たちにとって得な条約をいきなり改正するとは思えませんし、実際日本はこの先かなり苦労したことでしょう。
最終的には不平等条約の改正に成功するものの、それまでには多大な時間と手間を要したのです。
当然ながら相手国は渋るわけで、そういった人たちを説得していく過程というのは非常に難しいものです。
私たちが今生きている社会でもそういった状況はありえます。
代表的なのは営業の場であり、いかに相手を納得させるか?説得させるか?というのは、ビジネスマンとしてのスキルが非常に重要でしょう。
いろいろなアプローチの仕方をして、相手をその気にさせるというのは実際にやっていて難しいと感じます。
しかし、どういった場合でも相手の心理を上手く利用していくなど、上手い方法というのは存在していると思います。
そういったものを習得し、上手く使いながら相手と話をしていけば、自分の望んだ結果に導くということがしやすいと思うのです。
私がやっているのは当時の外交と比べたら非常にちっぽけなことかもしれませんが、誰かのためにやるという点は仕事も同じなので、この仕事を一生懸命に全うしていきたいと思っています。