海の日ってどういう日?
朝礼ネタ3873 2021/01/01 7月7月は皆さん楽しみにしているであろう祝日、海の日がありますよね。海の日の予定はもう計画できていますか?
私はまだです。海の日らしいことをしてみたいな、とは思っているのですが、海の日らしいこととはやはり海で遊ぶことだけなのでしょうか。
そもそも、海の日ってどういう祝日なのか、ご存じでしょうか。毎年7月の第3月曜日に設定されている海の日は、海の恩恵に感謝して海洋国である日本の繁栄を願うという日らしいです。
なので国はそういった趣旨の行事やイベントが実施されるのを奨励しています。世界でも各国で海の日は存在しますが、国土交通省によると海の日を国民の祝日にしている国は日本だけだと言います。
実は海の日という祝日ができるには、歴史があるんです。祝日化される前は海の記念日という日でした。
1941年7月20日、明治天皇が巡幸の際に、普段使っている軍艦ではなく灯台を巡視するための汽船に乗ったことからこの記念日は制定されました。後に祝日化を望む意見が多数あって海の日になったそうです。
普段休日としか思っていない祝日にこんな物語があるということを最近まで知りませんでした。何も知らずに過ごすことにならず、良かったです。
島国である日本だけの大切な祝日である海の日。そうなるとますます大切過ごさなければいけないような気がします。
私は、海のプラスチック汚染なども問題になっていますし、海の掃除のボランティアに参加するとか、普段よりもプラスチックごみを排出しないように気に掛けて海の日を過ごしてみるとか、海のためになることをして過ごしてみるのもいいかなと思っています。これも立派な海の日らしいことですよね。
皆さんも海に思いを馳せながら、素敵な祝日を過ごしてください。どうしても仕事をしなくてはいけないという方はせめて夕食を魚料理にしてみるとか、どうでしょう。
ちなみに余談ですが、海のない奈良県は海の日を”奈良県山の日・川の日”とすることわ条例で定めているらしいです。これも面白いですよね。