朝から堅い話をするようですが、管理職が本来果たすべき役割について少しお話ししてみたいと思います。もちろんのことながらビジネスをマネジメントすること、それは営業であれ他の職能であれ同じことだと思います。

しかしながら、私が最近思い直したのは何よりも重要なのは人材育成だということです。最近ではどうしても人材育成について語られることが少なくなっています。

しかしながら、私はこうした時代だからこそ人材育成は管理職がきちんと行い、自分自身の後任を育てることこそ1番の仕事にすべきではないかと思います。

もちろん、結果が出なければ自分自身の管理職としての仕事もままならないのでどちらも行うことが重要になってきますが。

部下のご機嫌を取るだけ、上司のご機嫌を取るだけの管理職はこれからの時代必要ないのではないかと思います。部下にとっては少し位口うるさい位の上司の方が良いでしょう。そして部下が好きなことをやり、多少間違っていたとしても大所高所から眺めておき、本当に危ないところまでは見守ることが非常に重要だと思います。　

そして、いざと言うときにはきちんと責任を取ってあげる、このような大きな心を持ってあげる管理職こそが理想だといえます。　
実際には、口で言うほど簡単ではないかもしれませんが、綺麗事とせず自分自身は実践していきたいと思っています。皆さんもこのような心持ちで身の回りの方々と接してみてはいかがでしょうか。きっと仕事に対する心構えも変わってくると思います。