大学のレベルとは何だろう
朝礼ネタ3516 2021/01/01 教育・学習支援三流以下の大学に行ってもしかたがないだとか、二流以下の大学など行くだけ無駄だとか言う人もいます。彼らの言うそれらの大学とはいったいどの大学なのでしょうか。
彼らは何をどう見て一流とか二流などというランキングをつけているのでしょうか。
もし、このようなランキングは予備校が出す偏差値を基準に考えているのならば、私はおかしくなってきます。あの偏差値というものはそもそも一般受験で受けた場合にはあの模擬試験でこれくらいの生徒はこれくらいの大学に合格しているという結果ではなく、大学の教育水準の実態を表しているものではありません。
なぜならば、あの偏差値ランキングで下位レベルの大学に行ったからと言って必ずしも就職がないということもありませんし、高い偏差値の大学に行ったからといても必ずしも大手企業に行けるものではないからです。
それに、大学の文学部などはどんなに偏差値が高くても就職先というものは見劣りしますし、それとは反対に工学部などは多くの人には知られていない大学で、偏差値も高くない大学でも就職には苦労しないというところもあります。
おそらく、先ほどのようなことをいう人というの理系学部出身者ではなく理論的にものを考えてこなかった文系の方々なのでしょう。私から見ると、あの偏差値だけで大学を選んで偏差値に踊らされている高校生や大人など滑稽なのです。
そのようなところでおぼれているひとというのはあの偏差値ランキングが好きで、今でも週刊誌でそれが発表されるときにそれ目当てでその雑誌買っているのでしょうね。それに、私から見ると自分の出身大学も言えないような人というのはやはりその大学に対して何かほこりが持てない人だと感じます。