いい教員になれる人となれない人
朝礼ネタ3514 2021/01/01 教育・学習支援ある一定以上の成績を収め続け、何人も有名なスポーツ選手育て上げてきた指導者から見るとそのスポーツをやり始めたばかりの人というのは効率的に体を動かしていないように見えると思います。それはスポーツだけでも受験についてもいえると思います。
つまり、ある程度いい大学を出ていて何年か生徒を指導してきた人というのは生徒がどこでつまずきやすいのか、どこが分かりにくいのかをある程度知っているので、彼らの苦手な分野にはある程度の時間を割いて説明し、ただ暗記さえすればいいところはちょっとした確認程度で授業を進めていきます。
このようにうまい具合に時間のやりくりをして、彼らは生徒に受験に人ような知識を伝授し、彼らが一人で試験会場に行って、入学試験と格闘し、合格点をもぎ取る力をつけさせるのです。
しかし、これは優秀な指導者の場合であって、多くの学校の先生は「やらなければならない範囲」をただやってそれで終わりという授業を繰り返すだけです。
もちろん、彼らはそのようなやり方で自分は受験を乗り越えることができちゃのでそれでいいと思っていますが、ほとんど努力もせずに教員になるような人というのは比較的記憶力が人よりも優れているので、そのような勉強方法でも受験を突破できたのです。
しかし、多くの生徒に教える場合にはそれではいけません。できるだけわかりやすく教えなければいけないのです。しかし、難しいことをわかりやすく教えるのは非常に技術のいる作業なので、多くの教員はそれができないのでいるのです。