自分で考えない高校生とそうではない高校生
朝礼ネタ3513 2021/01/01 教育・学習支援勉強をしていい大学に行くという大きな目標を挙げている人の成績を上げることはそれほど難しいことではありません。なぜならば、本人が勉強しようという意欲があるので、一日8時間くらいの勉強をやるポテンシャルがあるからです。
しかし、勉強をする気力がない人に勉強を教えることほど勉強を教える側も張り合いのないこともありません。多くの高校ではそこに通う生徒は口では「大学に行く」と言ってはいますが、では勉強しているののかと問えば彼らは「している」と自信をもって言えるのでしょうか。なでならば、多くの高校生は部活動を楽しんだりゲームをしたりと学校の授業時間内で勉強をすること望んでいないのです。
もちろん、これは高校三年生ではなく高校一年生のときのはなしですが。もし、生徒が本気で難関大学に浪人せずに合格したいと思ったのならば、学校に頼りきらずに自分で勉強しなければならないのです。なぜならば、高校の教員が生徒を難関大に送り出すだけの力はないのです。彼らは受験のプロではなく所詮は学校の先生に過ぎないのです。
もっといえば、自分の人生は誰かの言いなりになるのではなく、自分で切り開かなければならないということを高校生は自覚すべきなのです。このように生徒に言いますと多くの生徒は「この教師は信用できない」とか「生徒に教える力がない」とか考えるようです。仮に彼らの言っていることが正しくとも、それを言っているだけで生徒の成績は上がりませんので、生徒は自分で行動を起こさなければならないのです。