業務時間中の災害対策
朝礼ネタ3442 2021/01/01 ドライバー・運送軽作業連日、忙しい日が続いていますが体調管理の維持は万全でしょうか?
さて朝から少し難い話をさせてもらいますが、ここ最近、自然災害のニュースを
良く耳にします。われわれの想像を超す甚大な被害が世界各地で頻繁に起きている事は
皆さんも、よく知っての通りです。
そこで、われわれの業務中に、もし災害が発生した場合、どのような行動をとったら良いのか短い時間で、
皆さんと対策法を共有し確認をしていこうと思います。
まずは身の回りの何よりも自分の安全を確保する事に努めてください。
自身がケガを負ってしまえば負傷者を救おうと思っていても手を貸し出す事すら、できません。
また大きな災害の場合、行政も被害を受けていますので、警察や消防も、すぐには救助に来てくれない
可能性があります。
まずは「自分の身は自分で守る」という事を頭に入れておく事が最重要になってきます。
次に通信やインフラがまひした時の対策です。
連絡網は、衛星電話(アイサットフォン)などを各自、携帯しておけば一番良いのですが、
そう簡単にはいきません。
以前、防災の講演で聞いた話ですが、災害時は、携帯ラジオ、ペンライト、小さな笛(球技で審判が使用してる物など)を
持っておくと役に立つそうです。
私はこの中で、ラジオとライトだけは常に携帯しています。
これが意外と重宝します。空いた時間に、ラジオでニュースや音楽を聴くと気分転換にも
なりますし、ライトに至っては夜間勤務の時、暗い場所を照らすのに非常に便利です。
皆さんも、ぜひ一度、試してみてください。
次は避難場所、緊急連絡先、顧客対応などを、今一度整理をして各自が何時でも動けるように想定しておいてください。
「備えあれば憂いなし」の精神です。
私たち物流業界は、世の中を回すという非常に大きな責務があります。
そのためにも被害を最小限に食い止め、どの分野より早く復興の先頭に立たなくてはいけません。
常日頃の業務で危険を察知する能力を備えている皆さんであれば、いざという時の判断も
他者より長けていると確信しています。
多少、時間を取らせてしまいました。
今日もお客様に感謝をされるような仕事を、全員で心掛けて業務に励みましょう。
ご安全に。