「失敗を否定する」だけではそこからは何も新しいものが生まれない!
朝礼ネタ2879 2021/01/01 管理職・経営偉人の残した言葉はいくつかありますよね。その中で私が知った言葉をご紹介したいと思います。発明の天才といわれた、トーマス・エジソンについてです。
エジソンは数多くの発明を残しましたが、その一方で多くの失敗も経験してきました。ですがエジソンはそれを否定したんですよね。どう否定したかというと、こう言ったんです。自分は、うまくいかない方法を見つけることに成功した。初めて知ったときは驚きましたね。非常にポジティブで希望にあふれた表現だと感じました。
かつて私はついつい、後輩の失敗を責めて、委縮させていた時期がありました。しかし、後輩たちもまた、初めてのことへの挑戦がほとんどで、不安もいっぱいだったと思われます。そんな後輩たちに、この言葉を知ってから対応が変わりましたね。
彼らのトライとエラーを受け入れながら、積極的にうまくいかない方法を、うまくいく方法にする術を一緒に考えてみました。するとミスも減っていき、やがて現場を回せるまでの成長も早かったとおもいます。
後輩の教育だけでなく、このスタンスは仕事をする私たちも持ち続けるべきものなのではないかと考えております。どういうことかと言いますと、日々の業務を振り返ると、もっといい方法があったのではないか。その考えを忘れないことで、次はより良い仕事をすることにつながるのではないでしょうか。今後も私は、うまくいく方法はなにか、日々の失敗や業務を振り返り、自分自身の能力を高めていきたいなと感じました。