毎日新聞と新元号の深すぎた因縁
朝礼ネタ2738 2021/01/01 技術職(機械・電気)平成最後の朝礼となるかと思います。
今年の4月1日に代わる平成の次の元号について、先日テレビで放送していた内容を紹介します。
直近の元号は皆さんご存知の明治、大正、昭和、平成となっており、それぞれの頭文字のアルファベットをとってM、T、S、Hと省略して使用することが多くあります。巷では、M、T、S、H以外の頭文字の元号となるのではないかと予想されています。
大正から昭和へ元号が変わった時に光文事件という事件が起きました。
大正の次の新元号が正式に発表される前、東京日日新聞、現在の毎日新聞がいち早くスクープを入手しました。
新元号が公式に発表される前に報道された新元号は、光に文章の文で「光文」と新聞に掲載されました。
しかしながら、実際に発表された元号は皆さんご存知の「昭和」であったために、世紀の大誤報とされ、東京日日新聞、現在の毎日新聞のトップが辞任するという大騒動になりました。
その63年後、昭和から元号が変わる時の話です。東京日日新聞の後身である、毎日新聞は、新元号が公式に発表される30分前に情報を入手することができました。最近テレビで見る機会の多い、当時の小渕官房長官による「平成」が、公式発表された日の夕刊に全国紙として唯一、「新元号平成に決定」と報道し、63年越しに雪辱を果たしました。
新元号に関わらず、いち早く何らかの情報を知りたいという方は、毎日新聞をチェックしてみるといいかもしれません。