憶えておくとよいこと、忘れる方がよいこと

  • 追加
  • 生きていると、ほんとうに色々なことがあります。
    それは、人として人間社会で生活していると、避けられないことです。

    いいことも、そうでないことも、全て自分の栄養として受け留めることができたら、どれほど心が楽に生きていけるでしょうか。

    今日は、そんなことを念頭に置きながら、一つお話を紹介したいと思います。

    こんなことを言われたことがあります。

    「されたことは忘れよ、
     してあげたことも、忘れよ、
     他者に自分がしてしまったことは憶えておけ、
     他者にしていただいたことも、憶えておけ」

    というものです。

    私には、歳の離れた弟がおります。その弟が、先日私に偉そうなことを言い、腹が立って仕方がありませんでした。
    顔も見たくないほどでした。

    しかし、時間というものはありがたいもので、それからしばらくして、少し冷静になった私は、これまでに弟にしてもらったことをあれこれ思い出していました。
    同時に、私が、弟にしてしまったことも思い出していました。

    すると、気持ちが穏やかになり、とげとげしさは消えてなくなりました。

    「ああ、そうだ、されたこともあるけれど、こちらがやってしまったこともあるな。お互いさま、だな。」

    もしかしたら、「お互いさまでは片付けられないよ」と思わせてしまうほどのことをしてしまっていたかもしれません。

    家族ですらこうですから、一歩社会に出て、出会った人と、必ずしも相性がいいとは限りません。嫌なところばかりが鼻につく、ということもあるでしょう。
    けれど、どこか見えないところで、きっと「お蔭さま、お互いさま」ということがあるはずです。

    「ムッとした、カチンときた」と思ったときは、一呼吸おいて、そのように人を、自分を見たいものです。

    スポンサーリンク




    関連ネタ & スポンサーリンク