愚者の心、賢者の心

  • 追加
  • 少し前に、テレビでも有名な塾講師の林先生が、やる気のない教え子のモチベーションを上げるために「嫌ならやめなさい、勉強は贅沢なんだから」「自分がいかに恵まれているかわからない人間が勉強したって意味がない」と突き放した話は話題になりました。

    林先生のこの言葉の理由はあまりにも正論で、親世代からはよく言ってくれた、うちの子にも聞かせたいと絶賛の声が上がりました。これを聞いた子供たちもきっと反省して、自分たちの恵まれた環境、勉強できることに感謝するだろうと誰もが思いました。

    しかし、ネットなどでの子供たちの反応は「小さな頃から勉強しろ勉強しろと押し付けておいて、今になって恵まれているんだから感謝しろなどと言われてもなあ」「大学くらいは言っておけと常々親に言われてきた。勝手だ」というものが多かったのです。

    子供たちも林先生の言っていることが正論だってことくらいわかってると思います。でも、年長者の叱責を素直に受け取り、自らを振り返って律することのできる中学生・高校生がどれくらいいるのでしょうか。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。ビスマルクが言ったとされる言葉です。

    独りよがりな愚者は年長者の言葉を素直に聞くことなく、結果失敗し、初めて間違いを知るが、賢明なものは先人の知恵を素直に聞き入れ、失敗を回避するという意味ですが、この場合の子供たちはまさに愚者です。愚者のままで終わるのか、賢者の気持ちを持っているのかで、その後の進路に大きな差が出そうです。

    仕事においても同じです。先輩方のアドバイスを素直に受け取り、歴史を自分のものにしつつより精度の高い仕事へと繋げられるよう、賢者の心であることを心がけたいと思います。

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