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『最初の一歩の日』の由来と挑戦について

  朝礼ネタ326  2021/01/01  582 PV 4月自己啓発

4月19日は「最初の一歩の日」、別名「地図の日」である。

1800年(寛政12年)に、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したのがこの日である。
伊能忠敬は歴史の授業でも習ったかと思うが、日本最初の実測地図「大日本沿海輿地全図」を完成させた人物である。
彼は50歳を過ぎたというのに、それから天文学を学び始め、さらには自費で測量を行なった。
そうして歴史に名を残したのである。

もちろん伊能忠敬も、出発するこのときに地図が完成することをただ信じていたわけではないだろう。
老境に入った彼がこれを己の手で成し遂げることは非常に難しいと分かっていたはずだ。
それでも踏み出したのが、この日である。

この平成の世の中になって、19日にもなってから最初の一歩は遅いかもしれない。
付記するまでもなく、1日から新年度は始まっている。
けれども、伊能忠敬のごとく遅くからでもスタートを切ったものも強靭な意志を持ってひとつのことを成し遂げている。

いわんや、新年度始まって2週間と少し遅れたくらいではまだ遅いとは言わないであろう。
日本において、春は新しい季節である。
新しい何かに挑戦することも、あるいは気分を変えてみることも。
また新たな成長を呼び起こすものではないだろうか。

一歩が思いつかないならば、地図の日にならって近くの道を歩いてゆくのも楽しいことだろう。
普段通っている道の一本となりを行ってみる。
それも新しいことである。

視野を広げることを心がけてはどうだろうか。

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