現実と向かい合う

  • 追加
  • 子供の頃、お正月はお年玉をもらえる大切な日でした。その後は、おせち料理を食べて、貰ったばかりのお年玉で何を買おうか、とそんなことばかり考えていた気がします。
    でも、そんな頭はお年玉でいっぱいの日に、必ず大人はこう尋ねるのです。

    「今年の目標は?」今年の目標、何て聞かれても何にも思い浮かびません。だって、頭の中は他の事でいっぱいなわけですから。
    それでも、父も母もほれほれ、って顔をするものですから、適当に言うわけです。
    「勉強を頑張る」「早く起きる」頭に浮かんだ事を。すると、「頑張ってよー」と決まりきった事を言われたものです。

    きっと父も母も子供が年頭に掲げた目標など覚えてもいなかったでしょう。
    それでも毎年言わせ続けた、と言うのは、やはり、気持ちを新たに、頑張って欲しい、と言う気持ちからでしょう。

    社会人となった今、やはり、年頭には皆、目標を掲げます。
    お客様を増やす、成績を上げる、そして具体的な数字を挙げます。
    子供の頃とはまったく違って、目標は現実味をおびて何やら大きな物となってきます。

    その大きな物に押しつぶされそうで、煩わしくて、逃げたくて、と言うこと、正直あります。
    でも、目標があるからこそ、その煩わしい物を越えよう、と努力するのも確かです。
    そして、それが達成できた時の喜びと言ったら何事にも変えられないものです。

    現実的な目標を掲げる社会人となった私ですが、私も多くの大人と同様にお正月にはやっぱり子どもに聞いてしまっています。
    「今年の目標は?」
    きっと、子供の頭の中はDSの事でいっぱいだろうと想像しながら。
    いつか向き合うであろう現実にこの子が向き合うその日まで。

    スポンサーリンク




    関連ネタ & スポンサーリンク