ものは取りようというお話

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  • 今日は友人から聞いた話をしたいと思います。

    昭和の頃のお話です。
    私の友人のお母さんは小学6年生のときに中学受験をしたそうです。

    受験の前には塾にも通って頑張って勉強をしていたので、こども心にやるだけはやったという気持ちだったらしいのです。
    そして、母親と一緒に受験のための書類をもらうために受験する女子校に行きました。

    もらった大きな封筒の中にはいろいろな書類と受験票がありました。
    その受験票に書かれた番号を見た時に彼女はとてもがっかりしました。
    その受験票に書かれていた数字は44番でした。

    まだ小学校6年生と幼かった彼女は、おばあちゃんたちが「4」という数字を嫌うのを日頃見聞きしていたのです。
    その嫌な数字の「4」がふたつも並んでいるのでした。
    がっかりして泣きそうな彼女にお母さんは笑顔でこう言いました。

    「良かったね~」

    えっ?良かった?
    どういうことでしょうか。

    「良かったね~」に続けてお母さんはこう言ったそうです。
    「これはきっと合格ということだよ」と。

    不思議がる彼女におかあさんは言いました。
    「これはしじゅうよろこぶと読むのや」と。

    関西人のおかあさんはいつも周囲を明るくする笑いで何事も乗り越えてきた人だそうです。
    数字ひとつでも、笑えるような楽しいような解釈で、まったく違った印象になる。

    笑うって大事なんだと思います。
    そして彼女は見事に合格したそうです。

    余談ですが、彼女のず~っと後輩に藤原紀香さんがいるそうです。
    昭和の頃のお話でした。

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