自分の仕事と仕事全体の関わり

  • 追加
  • 運転手さんから聞いた、タクシーの使い方が下手なお客さんの話です。

    曰く、
    色々ありますが、そのひとつが行先をはっきりと告げない人です。
    乗ると普通は行先を先ず告げますが、「とりあえず真っすぐ」と言うだけのお客さんがいます。仕方が無いので、複数車線の時は左側をゆっくり走ります。何時何処で曲がるか止まるか分からないからです。

    こんな人に限って、ある交差点の直前で突然「あっ、ここ曲がって」と急に言います。左右どちらに曲がるかも判りませんし、急ブレーキで左に寄せて一旦停車しながら、「右、左どちらですか?」聞くと、「ごめんごめん、言い忘れてた。右。」といった調子です。
    目的地に着くまで、ちゃんと指示してくれるのか不安を感じながら運転します。着いてみると、誰でもが知っている様な病院や有名なお店などの事が多々あります。

    何故、最初に目的地を告げないのでしょう。行先を告げる最初の一言だけで後の指示は全く不要になりますから、どうして何回も不必要な手間をかけるのか不思議でなりません。それに曲がる交差点を言い忘れるミスも起こりません。解からない人が居るものです。

    この話は私たちの仕事にも当てはまりませんか?
    自分がする仕事でも、人にさせる仕事でも、仕事の最終地点、言い換えれば全体像を理解していないとこの話と同じ様な無駄が生じがちです。

    最終の全体像を知らないと、自分が今する仕事をどれ位のペースと精度で仕上げるべきなのかが分かりません。やっている事が間違っていたり、方向がずれていても自分では気が付かないでしょう。上司に指示された仕事を終えてみると、上司から違っていると目玉を喰らった事がある方は、多くの原因がこれです。

    自分が行う仕事が全体の最終目的にどう関わっているのか。それを組織の全員が理解する事が大切です。
    また上に立つ者はそれを理解させる様な指示を出す事が組織の活力を生むのではないでしょうか。

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