ないものねだりをしない

  • 追加
  • 母の友人は、ひとり娘が結婚すると、持ち家を処分してアパートに引越し、それで生活はできていましたが「一人暮らしで健康なので、働けるうちは働きたい」とパートの仕事をしていたそうです。

    それでも娘さんが「働きはじめたので、自分の家に来て欲しい」と同居を勧めると、「動けなくなってからでは、いくら娘の家でも入りづらいし、今ならまだ孫の世話など役にたてるかもしれないから」と、思い切って同居生活を始めたそうです。
    ところが数年すると老人ホームに入居されたそうです。理由を、母はあえて聞かなかったのですが、お友達も話そうとしませんでした。

    私の友人も、お母様がご高齢になってからご主人を亡くされました。お母様一人では危ないので、部屋を増築して同居生活を始めました。
    でもお母様は「みんなよくしてくれるけど、お父さんと二人暮らしのときは夕食にお酒を飲んで、ゆっくりおかずを食べた。今の家では誰もお酒を飲まないから、まさか私ひとりで飲むわけにもいかないし。
    こんな細かいことがたくさんあって、どうも自分の家という気持ちになれない。」とおっしゃるそうです。

    お二人の気持ちは、私にもよくわかります。だからわたしは一人暮らしをしているのです。

    どんな人でも、全てがみたされる生活なんてないと思います。
    ないものねだりではなく、できない事はさっさとあきらめて、今自分にできること、今の自分の環境を楽しむ前向きな気持ちで暮らして生きたいと思っています。

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