情報が溢れる時代に求められる各分野の専門家の必要性

  • 追加
  • 北海道の片田舎に一日に数えるほどの人数しかお客さんとしてこない本屋さんがあります。この本屋は一見するといつ潰れてもおかしくない状況のように見えます。

    しかし、店主の心のこもった驚くべきしかし愛情にあふれたサービスで世の中の人になくてはならない本屋になっているのです。そのサービスとは1万円(+送料)であなたにあった本を郵送しますという一万円選書サービスです。もうかなり前からこのサービスは続けているそうだが、常に全国からお客さんが絶えないそうです。

    店主さんとこのサービスのお客さんとのやり取りはこうです。インターネットの本屋さんのサイトからメールをお客さんが店主さんに送ります。その際に店主さんから送られたいくつかの質問が載せてある通称カルテに詳細に回答し添付することが選書してもらえる権利を獲得する条件です。

    その質問とは、『今までに読んだことのある本で印象に残っている本は?』『人生に起きた大きな事件とは?』『あなたにとって幸せとは何ですか?』などお客さんは一度立ち止まって、自問自答しないと回答できない価値観に関わるような質問が並びます。

    そして、店主さんは若いころから続けている毎日必ず本を読んできているその知恵を生かし、そのカルテの回答を元にそれぞれの人に合った一万円分の書籍を選ぶ作業を数時間かけて行います。

    お客さんには悩みを抱えた人もいるでしょう。子供や孫に本を送りたいと考える人もいるでしょう。インターネットを見れば、情報がいくらでもあるように感じる現代です。しかし、いやだからこそ、生き方に迷っている人も多いでしょう。その道先案内人となる店主さんのような仕事の仕方がこれからの時代は求められるように思うのです。

    また、こちらは東京の都心にあるレストランのお話です。こちらの店主さんはヨーロッパの様々な国を渡り歩き修行をしてきた料理人です。このレストランの常連さんの楽しみは食材を指定して、今の体調と慢性的に困っていることを伝えると店主がそれを元にその人の活力になる料理が出てくるサービスです。

    これは、バーでもあるサービスでしょう。その人のその日の気分や雰囲気に合ったカクテルを提供するサービスです。

    私は内容が何であれ言っていることとやっていることが一致している生き方をしている人が好きです。その人を見ているとすがすがしさを感じます。私もそういう生き方をしたいと常々思います。情報が溢れる時代に求められる各分野の専門家の必要性をこの頃強く感じます。

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