損して得取れという言葉

  • 追加
  • 損して得取れという言葉があります。大きな意味では一時的に損をして最終的には利益を生み出すということです。

    古きよき時代は、商売のとっかかりの納品は損をしてでもお客を取れとかいわれていました。商売の道筋が出来れば、他の商品で利益が取れるということでやっていたことです。

    しかし今の時代はこれが通用しません。ライバル、競合が多いので、安いものだけツマミ食いされるような商売になり利益が生まれません。

    でも今でも通用することがあります。それは信頼につなげることです。

    以前こんな話がありました。ある肉の卸売り店で、表面の少し変色した高級肉がありました。注文通り部位わけしているとベテランの社員が変色部分は削らず付けておけといったそうです。トリミングしている若い社員が『何故?』と聞くと『その肉は高いので削ると歩留まりが落ちるので利益が出ない』と言いました。しかし若い社員は『変色したものを納品するほうがもっと悪いのでは?』と言い返したそうです。

    利益だけ考えて、変色した表面が残ったまま納品して信頼関係を崩し、トラブルや取引が無くなることを思えば、綺麗に整形して一時的に損をしても、信頼関係を優先すれば取引は続きます。

    これも損して得取れということです。

    つまり、目先のことだけ考えて行動するより先を見据えて行動しないといけないと言うことです。

    さて、その言い返した若い社員はどうなったかというと、ベテラン社員が『お前の言うとおりかもしれない』と言ったそうです。そのベテラン社員も若い社員に言われてハッと気付いたようです。

    同じパターンの仕事を毎日やっていると、先の例のように目先のことしか見えなくなる場合があります。

    この事例を教訓に目先のこと以上にその先を見た仕事をしていこうと思います。

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