松下幸之助氏の名言から「逆境に向き合う」

丁稚奉公の身からたゆまぬ努力と工夫を続け、一代で世界的企業、パナソニックを創り上げた名経営者、松下幸之助さんの名言の中から、「逆境に向き合う」をテーマに、ここで披露してみたいと思います。

「逆境もよし、順境もよし。要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」

松下幸之助氏は決して恵まれたとは言えない環境に産まれました。 父の事業は氏が9歳のときにして失敗し、尋常小学校を辞めて丁稚奉公の身になったのです。 現代人とはまた違った苦労のもと、自身の生活のために懸命に働いて育ちました。

そんな彼は、思うに、かなり人生の早い段階から「悟り」に近い境地に達していたのではないでしょうか。苦労の多い日常の中で、何かうまく言葉では言えませんが、窮地に陥った人が土壇場で生み出す力みたいなものをストレートに発揮できるようになっていた、それが彼の成功のきっかけの一つではないでしょうか。

幸福であればもちろんよし、だけれども、不幸やピンチもまたよし。 そういった楽観志向が松下さんの精神論、そして成功論の根底に流れていると思います。

「私には3つの財産がある。それは学校へ行かなかったこと。健康に優れなかったこと。そして、決断に弱かったことだ。だから、人が教えてくれたり、助けてくれたりして成功した」

松下幸之助氏は、フィジカルの面でも恵まれてはいませんでした。 だからこそ、がむしゃらにエネルギーを放って動くことよりも、知恵やコミュニケーション、いうなれば情報戦で組織を導く術を自然と身に着けていったのでしょう。

現在日本でも「コミュニケーション能力」の重要性がよく言われますが、この名言は、それとはちょっと違った切り口でのコミュニケーションの大切さを説いているように感じます。

つまり、高い能力を曝け出して発揮するために意思疎通するのではなく、一人一人では力が不足するからこそコミュニケーションを大切にするのです。 そこには、日本人の美徳である、謙遜や謙虚さの利点がよく表れています。弱いところをあえて見せ合って補完しあうことで、絆も生まれてくると思います。

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