姪と新聞

ある日姪が遊びに来ているときに新聞を読んでいると「それなーに?」と聞いてきました。 私は「新聞だよ」と答えました。それと同時に姪が新聞を知らないことに気が付きました。

確かに最近は新聞を取っていない家庭も増えています。 自分の両親が新聞を取っていなかったら、他に知るチャンスはなかなか無いのかもしれません。 だからと言って、いざ新聞を知らない人間が目の前に現れると、自分は驚きを隠せませんでした。

姪は「見せて」と言って慣れない手つきでバサバサと新聞を手に取りました。 番組欄があることを教えてあげると「これ見てるー」「これ知ってるー」等と言いながら楽しそうにしていました。 その後は天気予報を見たり、折り込みチラシのを自転車を見て「欲しいなあ」と言ったりピザ屋さんのチラシを見て「美味しそう」と言ったりしていました。

読んでいる訳ではないけど、新聞を一枚一枚めくって終わったらそれをもう一度繰り返すなど、隅々まで見ようとしていました。 かれこれ30分以上も興味深そうに見ていました。

自分にとって見飽きたものでも、それが珍しい相手にとっては面白いものなんだな、と思いました。 そして意外なものがコミュニケーションの手段になるということに驚きました。

それからというもの、姪は遊びに来るたびに「新聞見せて」と言っては番組欄や天気予報、折り込みチラシを楽しそうに見ています。 最近は余り読まないし、もう取らなくても良いかな、と何回か思ったこともあります。しかし、姪のためにもしばらくは取り続けようと思いました。

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