二兎を追うものは一兎をも得ず

ローマのことわざです。
「二匹の野兎を追いかけるものは、どちらもとらえることができない」というラテン語の言葉からきています。
いっぺんにいろいろな事に手をつけると、どれもこれも中途半端になり、結局は何もできないことになってしまいます。

大きな目的に向かうのであれば、あれこれ迷わずに一心に取り組んでいかねば成功には結びつかないでしょう。
一生懸命に一つのことに取り組んでいれば、きっと良い結果がもたらされるでしょう。

あちこちと他のことが気になり、目移りし、違う方向へ向かったり、また軌道修正したりでは、時間を浪費するばかりで、目的地は近づいてきません。
地道に、じっくりと努力することの大切さを表している言葉です。

自分を過信して、うまく二兎を捕まえるんだ!という気負いは、足元が崩れていく危険があります。
物事を成し遂げるには、じっくりとした努力と、根気強さが重要です。

浮ついた気持ちではなく、自分を見つめ、自分の出来ることを、きっちりと見極め、一兎を追うことをお勧めします。
一兎も手に入れられないのでは、それまでの努力と、時間が「無」になってしまいます。

仕事をするときに、良き結果をもとめるなら「二兎を追わずに一兎に狙いを絞る」ことにしましょう。
慌てずあせらず、着実にことを進めていくのが、すべての中で、最善の道です。
まずは一匹、捕まえましょう。それから一匹、また一匹と、順次手に入れていけばよいのです。

あせらず慌てずじっくりと!つねに心にとめて、物事に取り組んでください。

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