ルールとマナーと第三の手法

ルールとマナーの違いをご存じでしょうか?

ルールは、禁止されている行為が明確に定義され、ほとんどに罰則が設けられている規定で、法律や条令、施設の利用規約などを指します。

対して、マナーは経済学で「社会的規範」と言われ、集団の中で、他の人に不快感を与えないための行動や態度を指します。
しかしマナーは、育った環境や国民性などの集団の違い、個人の知識や性格によって大きく変わります。

良くある例えで、電車内での化粧や喫煙などがよく取り上げられています。

私も、平日の昼食時の非常に混みあっている定食屋などで、食べ終わっているのに黙々とスマートフォンを操作している人を見ると、まだ並んでいる人が気になって仕方ない時があります。

ですが、逆にサッカーなどで怪我人が出た時に、わざとボールをフィールドの外に出し試合を一時止めるのがマナーとされている事を知りませんでした。

このようにマナーとされていることは個人の考え方などにかなり左右されます。

では、ルール化していけば良くなるかというと、そうでもないようです。
実験によって実証されているようですが、あえて罰則を受け入れて守らなくなる人が一定数現れ、場合によってはかえって悪化することが分かっています。

そこで、行動経済学によってナッジという第三の手法が提言されています。
ナッジとは、「肘で軽く突く」といった意味で、マナーを破った人に対して行う仕草の事を言います。

行動経済学では、実験や分析に基づいて、良い行動に導くための手法とされています。
例えば、電車のシートを色分けして、きちんと定員分の人が座れるように導いたりするのもこの一つです。

マナーを守らない人を見てイライラするよりも、どのようにすれば皆が気分良くなれるのか考えることが重要ではないかと思います。

スポンサーリンク

もう1記事読んでみませんか?

スポンサーリンク

フォローしませんか?

follow us in feedly

タグ

スポンサーリンク
お探しの記事は見つかりましたか?
サイト内検索も行えます。
';