素人は戦略を語り、玄人は兵站を語る

戦史家マーチン・ファン・クレフェルトは、「戦争という仕事の10分の9までは兵站だ」と書いています。太平洋戦争に際して、アメリカ軍は兵站計画書を中心に戦略構築したのに比して、日本軍の兵站計画書は、多数の戦略計画書に比してたったA41枚分であったといわれています。結果は、みなさんがご存知の通り、日本軍の悲惨な敗戦で終結しました。

これは、ビジネスにも当てはまると思います。しかも、会社経営という大きなカテゴリーから日常業務という小さなカテゴリーにまであてはまると思います。

例えば日常業務では、よく一日の業務計画を立てると思いますが、みなさん一日が終わった後にこれを反省しておられますか?昔、私はよくこの反省を十分行うことなく、翌日の業務計画を設計しておりました。平常時は全く問題ないのですが、切羽詰まってきますと、なかなか回らなくなってしまう。

そこで、なぜ計画が完遂できないか考えるようになりました。能力面を反省するだけでなく、仕事に取り組むにあたっての「段取り」に注目するようになりました。前日に、翌日の業務に必要そうなものを集めたり、業務を行うにあたって助けをお願いする人に根回しを行うようになりました。これが、戦争でいうところの「兵站」のケアだと思います。この工夫の結果、業績もあがり、こうやってみなさんの前で毎週お話しするような立場になったのです。

皆さん、今週も「戦略」、すなわち「どうやって仕事に取り組むのか」だけではなく、「兵站」、すなわち「仕事に何が必要か」を意識して仕事にあたってください。よろしくお願いします。

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